身体の芯から元気が湧き出す滋味深き薬膳中華ランチ 南青山エッセンス
ここ最近、暑い日が続いたと思えば急に寒くなったりと、なかなか気温が安定しませんね。そのせいか、ちょっと体調を崩しかけているメンバーがいるので、本日は「体に優しいものが食べたい、でもお腹は空いているからしっかり食べたい」という相反しそうな2点を両立できるお店に行ってきました。
今回も優秀なパートナーGeminiにお願いし、雑誌「dancyu」風にまとめてもらいました。シズル感あふれるレポートをお楽しみください。
美味しい中華を腹いっぱい食べたい。でも、食後のずっしりとした胃の重さは御免だ。そんな食を愛する大人たちのワガママを、軽やかに満たしてくれる一軒が南青山にある。グーチョのオフィスから徒歩20秒の路地に佇む『南青山エッセンス』だ。

身体に沁み渡る「薬膳中華」の真髄
この店が提供するのは、ただ美味しいだけではない、食べることで身体が整う「薬膳中華」。厨房で腕を振るうシェフは、なんと農林水産省の「料理マスターズ」を受賞しているという実力派だ。確かな技術と信念に裏打ちされた味わいを求めて、オープンと同時に客がなだれ込み、あっという間に満席になってしまう。訪れる際は、開店時間を狙うのが正解だ。


また、店外には気持ちの良いテラス席も用意されており、こちらはペットの同伴もOK。休日に愛犬と一緒に散歩がてら立ち寄る、なんていう贅沢な使い方もできる。
提供される料理は、一般的な中華料理のイメージを覆すほど、身体にすっと吸収され、馴染んでいく感覚がある。食後はお腹がしっかりと満たされているのに、不思議なほど胃もたれが一切ない。まさに、内側から元気が湧き出てくるような、生命力に満ちた食体験がここにある。
卓上で繰り広げられる、珠玉のメインディッシュと魅惑の雑穀粥
ランチセットは、メイン+主食+薬膳スープ+サラダという充実の構成で1,600円。メインは6種類(一部+150円)から選べる懐の深さ。そして主食は、白米、雑穀粥、汁なし担々麺という悩ましい3択。今回は4人でテーブルを囲み、それぞれの味を堪能した。

【雑穀米のお粥とサラダ】
主食選びは、毎度嬉しい悲鳴を上げることになる。汁なし担々麺と最後まで激しいデッドヒートを繰り広げるものの、結果として選んでしまうのが「雑穀米のお粥」だ。家で作るお粥とは次元が違う。米粒の原型はとどめていないほどトロトロに炊き込まれており、それでいてしっかりとした「もっちり感」がある。米の甘みと優しい滋味が広がり、主食としての食べ応えと満足度は抜群だ。
ふと隣に目をやると、同行者の前には艶やかな「汁なし担々麺」が鎮座している。ズルリと啜るあの暴力的なまでに旨そうな光景を見せつけられては、たまらない。お粥の深い滋味に心底癒されながらも、「次は絶対にアレだ」と、私の胃袋は早くも次回の再訪とあの刺激的な一杯を啜り上げる決意を固めていた。


脇を固める副菜も隙がない。サラダには水菜やかいわれ大根(?)が使われ、少し酸味のある鮮やかなピンク色のドレッシングがかかっている。このドレッシングに潜むプチプチとした正体不明の食感が、たまらなく良いアクセントになっていた。セットのテールスープは、あっさりとした口当たりながら、野菜とお肉の旨味が幾重にも重なる重厚な味わい。お肉が入っていてもくどさは皆無で、サラッと飲み干してしまう滋養強壮感の高い一杯だ。


【油淋鶏】
メインの油淋鶏は、計算し尽くされた食感が見事。決して分厚すぎない衣が「ザクッ」と心地よい音を立てたかと思うと、続いて鶏肉の「プリッ」とした弾力がいきいきと弾ける。噛めば噛むほど、鶏の旨味、酸味の効いたタレ、そして衣が口の中で三位一体となって融合し、思わず白旗を上げたくなる旨さだ。

【黒酢豚】
4人中1人が選んだメインが「黒酢豚」。具材は玉ねぎとお肉のみという、潔いほどにシンプルな一皿だ。しかし、このシンプルさこそが自信の表れ。お肉は驚くほど柔らかく、しっとりとした仕上がり。黒酢の芳醇な香りとコクが、豚肉の脂の甘みを上品に引き立てており、肉系のおかずを頼んでも決して重くならないのが素晴らしい。

満腹なのに身体が軽い。本能が求める至福のランチ
ガッツリとした肉料理を頬張りながらも、薬膳スープやサラダが寄り添うことで、全体の栄養バランスが見事に保たれている。毎日でも通いたくなる、いや、身体が本能的に欲してしまうようなランチだ。
そしてもうひとつ特筆すべき点がある。
お分かりいただけるだろうか。写真に写るこの箸置き、実はそのまま食べられる「デーツ」なのだ。これまで全く気づかなかったのだが、食後に甘い果実をポンと口へ放り込めるこの小粋な演出には、思わず頬が緩んでしまう。

仕事の合間の活力チャージにはもちろん、気のおけない友人とのランチにも最適。ちなみに、ディナータイムになると、ここに「目で見る美しさ」という要素がさらに加わるという。昼の顔を知れば知るほど、夜の奥深い世界にも足を踏み入れたくなる、そんな名店である。
南青山エッセンス
住所:東京都港区南青山3-8-2 サンブリッジ青山 1F
電話:03-6805-3905
webサイト:https://essence.tokyo/
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13039870/
この記事を書いたひと

Rie
CS(カスタマー・サクセス)を担当しています。