大井川でSL乗ったよ!

先日、静岡県の真ん中を流れる「大井川」をめぐる「カメラ女子 SL&バスツアー」してきました。

大井川ってどこか知ってます?

聞いたことあるけど、どこだっけ?
長野県?とか。
遠そう〜、とか。

実は結構知られていない。大井川は静岡県の真ん中あたりにあるよ。

東京から新幹線で静岡駅(近いじゃん)。
東海道線に乗り換えて金谷駅へ(まぁ、30分ならありだね)。
大井川鉄道に乗り換えて、北上し千頭駅へ(さらに1時間〜)。
一番奥地の寸又峡までは、さらにトロッコ電車に乗り換える(・・w)。
確かに近いけど、気持ち遠いぜ!

今回の旅は、大井川鐵道の整備工場見学し、SLに乗り、途中でバスに乗り換え寸又峡と湖上駅まで行く、カメラ女子のためのツアー。
ツアーの様子や参加者の状況観察しながら、取材下見兼。
女子のみ女子向け、同じ目的を持つ女子のみしか同行していないということもあり、旅ルートやお弁当、お土産をはじめ、女子的満足度が高く、いろんな意味で楽しかったー。なかなか良いバランスだったと思います。
こういうのに参加する方は、自走タイプの方ばかりで、あれこれケアをしなくても積極的に旅に参加し、楽しんでいるなぁ、と感じました。なので楽だった〜。
次回開催時はご案内しますので、興味のある方は手をあげてくださいね。オススメ!

♪♪♪

さて、旅を振り返ります。
今日はどちらのSLに乗るんでしょうか。
桜の季節なので、「さくら」のヘッドマーク付きSLに乗って出発です!
それにしてもこの黒光り、萌えますね。
石炭の山にまで萌えてしまいます。

SLに乗車したのは新金谷駅。レトロな駅でございます。

ハーモニカを吹くおばちゃん車掌さんの案内で旅は進んでいきます。車内もめちゃレトロでしょ。

途中SLを降りたのは家山駅。何度か来たことがあるのですが、こんなに人がいた日は人生の中で初です!

SLを撮影する人人人・・・

ここからバスに乗り換えます。ランチボックスは、おにぎりか幕内かと思っていましたが、女子旅を意識した可愛いお弁当。
ワインやデザートまで付いた気の利いた春を感じるお弁当♡ なかなかやるじゃん。

寸又峡に到着です、そうです。夢の吊り橋。
トリップアドバイザーで「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋ベスト10」に選ばれたらしいよ!びっくり。
透明度も高く、エメラルドグリーンな水はまるで南国の海のよう。
渡りながら願いを唱えると願い叶うらしい、というのは帰り道に聞きました(おいおい、先に言っておくれよ〜)。

吊り橋は定員10人です。誰かが走ると残りの9人が激揺れの刑に。
そして足元は2枚の板が貼られているだけのため、人通しのすれ違いもヒヤヒヤもん。
足元の景色はこんな感じ。緊張してこれくらいしか撮れません。「カメラ落としたらどうしよう」などとつい考えちゃうのです。

旅の最後は奥大井湖上駅。
wikiによると、

海抜は490m。長島ダムのダム湖である接岨湖に突き出た半島状の陸地の突端に位置する。この場所はダム建設以前に谷が大きく蛇行していた部分の尾根にあたり、駅および鉄橋の湖底(つまりかつての谷底)からの高さは70mもある。

アプト式鉄道に乗って、ここの駅を訪れることができます。実はその電車に乗って通ったことはあるのですが、この写角の撮影場所に来るのは初めて。
これがツアーの良さなのです。自分企画の旅では行かない、行けないルートを辿ってくれる。

この長島ダム、私が子供の頃はまだ建設中だったことを覚えてます。
そして水を入れる前に鉄道に乗ってダム脇を通った!という事実をこの旅のときはすっかり忘れていましたが、この記事を書いていて、ふと今思い出しました。

私はこの湖上駅で旅を離脱。早起きした1日もあっという間に終わりとなりました。
他のみんなはもう少しバスの旅、そして着いてからも打ち上げをした様子なのですが、もう少し一緒にいたらもっと仲良くなれたかもしれないなぁ、、、とそんないろんなことを感じた旅でした。

さて、今回の旅、企画と案内をしてくれたのは「大井川で逢いましょう」の方々です。常に大井川沿線の観光情報や季節の情報をアップしてくれています。
大井川を旅するためのフリー冊子も作成していて、これが結構楽しく、良くできている!
旅するときは是非参考にしてほしいです。

今年はもう少し桜が楽しめる季節が続きそうです。もう少しすると新緑の茶畑が広がっていきます。
そんな大井川を是非、訪れてみてください。
心配でしたら観光相談にのりますよ!

なぜ私がここを紹介するのか?

それはね、おばーちゃんちがココらだったからです。今も親戚もたくさんいます。
小さい頃はお正月と夏休みに必ず訪れていた、そんな場所なのです。
ある時期から定期的に訪れることはなくなったのですが、大人になって再び、その良さというものを感じました。
そんな大井川を周りの人に伝えていきたいな、と思ったからです。

正直、子供の頃は良さなんてわかんなかったけど、今なら人にもう少し上手にお話できるかなと。えへへ。