2013年の締めくくり
今年一年を振り返るとともに、年の終わりにキチンといろいろなものを払い落としてから新しい年を迎えるために明治神宮の大祓に参加してきました。大祓(「おおはらえ」と発音)については、明治神宮のWebサイトに詳しく書いてあったのでどうぞ。
人が知らず知らずのうちに犯した罪や過ち、心身の穢を祓い清めるための神事を「大祓」といいます。大祓の「大」は「公」の意味で、つまり個人だけの祓いではなく、日本国中の祓いなのです。毎年6月と12月の2回、その月の末日に全国の神社で行われ、6月の大祓を「夏越しの(大)祓」、12月の大祓を「年越しの(大)祓」ともいいます。
大祓の起源を見てみると『古事記』に仲哀天皇が崩御されたとき、「国の大祓」を行った記事が出ています。また平安時代初期の国家の法制書『延喜式』にも、6月と12月の大祓が記されてあり、古くから行われていたことがわかります。
大祓には「形代<人形>」(撫物ともいい、紙を人の形に切り抜いたもの)に、名前と年齢を書き、さらにその形代で身体を撫でて息を吹きかけます。そうすることにより、自分の罪穢を移し、それを海や川などに流し、わが身の代わりに清めてもらいます。
〜中略〜
古代・中世を通じて行われた大祓ですが、残念なことに応仁の乱によって長い間、大祓の行事が行われなくなってしまったのです。しかしこれをもとのように再興したのが、実は明治天皇さまなのです。明治4年、明治天皇さまの思し召しで賢所の前庭にて大祓が行われ、翌5年には全国の神社で行うように布告が出て、以来応仁の乱により400年間も途絶えていた大祓が再興されるようになったのです。
明治神宮 Q&Aより
最初は興味半分で見ていた海外からの人も、最後は一緒になってしっかり礼をしたりして、信じる宗教の違いを超えて、厳かな儀式には、人々に何かを感じさせるチカラがあるなと、そんなところがとても興味深いのでした。
全然関係ありませんが、明治神宮には露店が沢山でている休憩コーナーというかそういう場所があったのですねえ、高校生の頃から初詣に来てたけど、全然しらなかった!
この記事を書いたひと
Masao Hirasawa(Founder & CEO)
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