
なりたくない病気だけど自分ごとになっていない「認知症」
「認知症」という言葉、今では毎日のようにどこかで目にするようになりました。それなのに私たちは、身近に認知症を発症した人がいないと自分ごとにならないままです。さらに、認知症は発症する20年以上前から進行しているのだそうで、認知症になってしまう人を減らす、または認知症になることを少しでも遅らせるという予防を考えるためには、50代や60代になってからでは遅く、20代~40代の方にこそ考えて対策をしてもらうことが必要なのだそうです。
自分ごとになっていない人にこそ知ってほしい
そんな、あまりに遠い未来のリスクを説明されても、頭ではわかるけど、どこかで「自分は大丈夫だ」という気持ちがあるものです。だからこそ、本当に誰がなってもおかしくない認知症の存在を、もっと身近に感じてもらい、1日でも早くリスク低減のための行動を起こしてもらうためには、誰にでもわかる説明が必要でした。そこで注目したのが、今では誰でも知っている言葉「生活習慣病」です。
この言葉の通り、認知症は「脳の生活習慣病」。毎年の健康診断で色々な臓器の生活習慣病についてはチェックしますよね。でも脳についてはどうでしょうか。
一人でも多くの人に届くように
グーチョの担当チームは、認知症は「脳の生活習慣病」であるというメッセージを、年齢や性別に関係なく一人でも多くの人に感じ取ってもらえるようにデザインをつくりました。怖いけど自分ごとになりにくい認知症という病気について、少しでも自分のこととして考えるきっかけになっているでしょうか。
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