21世紀ふたつめの10年度

明けましておめでとうございます。
あっという間に2010年が終わり、気がつけば21世紀でふたつめの10年度が始まりました。

私は自分が凄くいい時代を生きているのだといつも思っています。
80年代はまだ携帯端末を持って自分の位置がわかったりその場で必要な情報が手に入るのはSF映画の中だけ(2001年宇宙の旅やStar Warsからはじまって80年代に数えきれないほどでてきたSFの話)で、いつかそうなったらいいなという漠然とした憧れはあったけれどまさかこれほど急速にその存在が当たり前になるとは考えてもいませんでした。

新しいテクノロジーが生まれると、大体最初のころは後から振り返ると笑える使い方をしていたりするようです。携帯電話ももしかしたら、あとから見れば笑える使い方をしているのかも知れませんし、始まったばかりのふたつめの10年度が終わるころには、今は想像もしていないような新しい利用法がきっと生まれているはずです。

自分がとてもいい時代に生きていると思うのは、この変化を目の当たりにできているからです。明治維新の時代に生きていた人はもっと激しい環境変化があったと思いますが、今自分は平和に暮らし、とくに日々身の危険を感じているわけでもなく、しかし毎年のように現れるあたらしいテクノロジーを吟味したり実際に使ったりして過去や未来に思いを馳せたりできちゃうわけで、こんなに素晴らしい時代に生きることができたのは本当に幸せだと思うのです。

これからもTRANSFORMER(映画の)のようなとんでもないことは起きないかもしれないけれど、思ってもみなかったようなワクワクをテクノロジーは与えてくれるでしょう。そしてすべてのビジネスにとって、テクノロジーを活用することで大きな飛躍ができる可能性があります。私たちの仕事は常にそれをウォッチし、有意義な活用法を提案し続けることです。

2011年から新たにこのブログを書き始めることにしました。テクノロジーのことがどれだけ話題に登るかわかりませんが、どうぞお楽しみに。

2011年が皆様にとってすばらしい年でありますように。