電子化されてもなくならないもの

電子化とかデジタル化という言葉が、言葉自体は古いけれどこのところとても頻繁に登場している気がします。最近お手伝いしたカナカナ書房さんも出版している電子書籍や、音楽もCDじゃなくてデジタルデータのダウンロードになってCDが売れないなどの話題も多いですね。
僕は、これらの変化は一時的なものではなくて、変化が始まったばかりなのだと思っています。そう思っていた方が覚悟もできてより大きな変化に対して対応出来ると思うからです。

印刷やCDプレスなどの技術は、そこに載るコンテンツを沢山の人に届けるための道具に過ぎず、でも他に手段がなかったために道具がコンテンツと一体となって扱われてきただけではないでしょうか。現在ある書籍がああいう形であるからこそ、それに特化した編集のセンスや技術が必要で、その技術によってコンテンツの制作にも関わることでより受け手である読者にとって良いもの(わかりやすいとか取り入れやすいとか)になり、さらにはその技術を利用して受け手がより魅力的に「感じる」モノへと変化させることでより多くの人がそれを欲しいと思うようになり、その結果として売れる(つまりその手間や技術がお金に換わる)のだと思います。
さらに様々な広告宣伝の技術や手段もそこに併用されることで、さらに多くの人にそれを欲しいと思ってもらう機会をつくり、さらに売れる(お金に換わる)のですね。

つまり、本の形やCDという円盤やジャケットや装丁、もっと言えば本の構成ももしかしたら、元のコンテンツを魅力的にするための工夫であって、音楽は楽譜か音と言葉でしかなく、本は文字でしかないのだと思うわけです。

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Posted

2011年12月22日

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